色々映画は見てました。もう忘れちゃってるのもあるし、それどころかみた事さえ忘れてるのもあるんだけど。
『おくりびと』
これが何故オスカーなんかとったんだか。納棺という行為の素晴らしさなど、映画でなぞ教えてもらなわくてもわかったし。それに今どき誰も毛嫌いする仕事じゃないんですよ納棺師、一番儲かる仕事だし感謝されるしね。石の話だけおもしろいがあれじゃとってつけたみだいだしなぁ。
『グーグーだって猫である』
終始サブカルっぽいおされな日常を見せつけられてもなんだかなという感じ。発見はいまだ小泉今日子は巨乳だったコトぐらい。キモであるはずなのに、びっくりするほどネコが不細工。森山中が森山中でもうどうしようもなかった。上野樹里は添え物程度。
『ダイハード4.0』
なんとなくこれからは戦争すら電脳世界の話になるんだなぁと思っていたので、そういう意味で時代を読んだ意外とよくできた物語。スピード感はなかなかダイハードしてる。ヒーローの孤独を訴えつつ、ヒーローはつながっていくものなんだっていう主張もいいと思う。根本的に無理があるがダイハードなんで許せるって感じの映画。
『プラダを着た悪魔』
00年代版のワーキングガールかな。でもハッキリいってたいした物語が無い。無我夢中で仕事して結局気に入られかたがうまかっただけの気もする。要するに「お前らもっとゆうこときいて働け」といわれてる気分になり軽く落ち込んだ。だが、その世界の価値を一瞬にして無くすあたりの展開はうまい。次の会社の面接に行く彼女がちょっとオシャレなところだけが、ファッション業界が彼女にもたらしたものだったりするほうがよかったのに。
『REC/The Quarantin』
アメリカのリメイク版。オリジナル版が怖いと評判だったのだがそれと間違って借りちゃった。しかしこれはこれでおもしろい。主観視点カメラ、有名スターを排除した事で生まれるリアル感はなかなか。「なぜ?」がわからず、ただ閉塞感に包まれている感じと、後半の無理がありすぎるだろって急展開はなかなかよかった。ただしオチは弱し。
『ロスト・イン・ラ・マンチャ』
撮影さえはじめたのに色々あって中止になったギリアムの映画製作過程ドキュメンタリー。はじめから失敗臭がプンプンなので、これはこれでハラハラ度があり面白い。最初から難問ばかりなのに、大雨で流れるセット、契約がハッキリせず現場に現れない女優、挙句主役が病気・・・それでもギリアムが、映画とりたくてたまらないって感じがいい。ぜひ完成させて欲しいなぁ。
『未来世紀ブラジル』
ずいぶん昔のコアなファンの多いカルト映画で、何度かみているんだが、あまりにも展開が急でおもしろいと思った事が無かったんだけれど、俺が年くったせいか今みたほうがよっぽど理解力が増し、かつおもしろいと思った。書類と規律にがんじがらめにされた世界で、妄想に逃げていく彼をおいらはもう笑えない。皮肉と笑いもよく効いたいい映画だったんだなぁと感動。おいら的に、ミッドナイトラン、ゴッドファーザー2とコレは3大デニーロがかっこいい映画。
『スラムドック$ミリオネア』
インドの熱さとファンタジーを融合させ、かつ仁義無き戦いのスパイスを効かせた、あぁ映画っぽいなっていう映画。でも、みるべきものは少ない。結局これって運命というより運なんじゃないのかなぁと思いながら見た。映画としては上出来だが、同時期見たのがグラントリノだったので、損した気もする。なぜこれがアカデミーに気に入られたのか良くわからない。いわゆる普通の映画。しかし、ダニーボイルの映画はよく走るなぁ。
『グラントリノ』
物語はありきたりなのに、切り口がいいからか、1回まわって新鮮なのかわからないが、非常に良い印象が残った映画。予想通りのラストなのに、印象は悪くない。よくよく考えれば、アメリカそのものというイーストウッドが、モン族に殺され、モン族の友達(中国)にグラントリノ(富でありステイタス)をあげる映画。まぁ今アジア人といえばすべて中国人なので、つまりはそういう今の世界の世代交代を示唆して描いたような映画。この後アメリカはどこに進むのだろう?
『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』
それこそ、三谷脚本バリにうまくまとまっているけれど、オシャレにちょっと綺麗過ぎる気がしないでもない。クライムコメディとしてはよく出来てるんだけれど、いかんせん先が見えすぎている気もする。どことどこがどう繋がるのかがミエミエで逆につまらない。見ている間は確かに飽きないし失敗じゃないけど、うまくだまされたって感じが無いのが惜しい。歩けるだけでも奇跡という教訓があんまり重くない。あと音楽の豪華さとかも含めて隙がないのもどうなんかなぁ。
とりあえず年明けからはこんな感じです。